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2023/04/27

サッカーしている人は見てください。

こんにちは、

和歌山市でJTAフラッシュリプロ療法を提供している整体院、

かんサポ です。 



グローインペインは治りにくい?




 本当に弱くなっている筋肉に適切な施術をすれば、

 

 意外と早く改善します。


 


 

 股関節のお話です。

 スポーツ選手に多い股関節の痛み、グローインペイン症候群に関するお話です。


グローインペインが多いスポーツ競技はサッカーです。なぜサッカーではグローインペイン症候群が多いのかと言うと、インサイドキックによって、腸腰筋や恥骨筋を酷使するからです。


腸腰筋や腰椎から小転子まで伸びているため、股関節の内側へ入り込み、腸腰筋が収縮すると股関節が開くとともに外旋します。インサイドキックはこの動きのとても似ています。


恥骨筋に関しては、恥骨筋は内転筋群の一部ですが、解剖学の教科書をよく見ると、恥骨筋だけは他の内転筋と走行が違い、恥骨の前方から腸腰筋の走行に沿っています。つまり、恥骨筋は腸腰筋と同様に股関節の外旋筋として働きます。


恥骨筋が過剰に働き過ぎると、恥骨部に炎症が起きたり、ひどい場合は恥骨が疲労骨折している場合もあります。


グローインペイン症候群に対する一般的な治療は、「腸腰筋や恥骨筋が働き過ぎないようにストレッチをしましょう~」となりますが、JTAでは違います。


腰痛のところのおさらいになりますが、腸腰筋が過剰に働くのは多裂筋の筋力低下が原因です。


ですから、多裂筋を働かせ、プラスで内転筋の施術をすることで恥骨筋が過剰に働く事を抑制できます。


疲労骨折や器質的な問題がなければグローインペイン症候群は、1週間程度で改善します。


重要なのは硬くなっている筋肉、過緊張になっている筋肉にアプローチするのではなく、「なぜ固くなっているのか?」を考え、その原因にアプローチする事です。

過緊張になる筋肉の殆どは他の筋肉の筋力低下が存在しています。