ぎっくり腰を早く治したいなら・・・
こんにちは、
和歌山市でJTAフラッシュリプロ療法を提供している整体院、
かんサポ です。
ぎっくり腰の痛みには・・・
安静が一番だと思い、痛みが無くなるまで安静にしてる方が多いようです。
でも、早く治したいなら、JTAの運動療法です。
ずっと、腰痛に関しての話が続いていますが、今回も腰痛の関連で、「ぎっくり腰」です。
ぎっくり腰の方でもその場で改善できる理由をお話します。
意外に思う事ですが、ぎっくり腰は正式名称ではなく、その原因も良く分かっていない症状です。
急激な腰部へのストレスによって引き起こされているのは、分かるのですが、実際に何が原因で引き起こされているのかは不明なんです。
でも、私なりには、脊柱起立筋などの腰部周囲筋の部分損傷だと考えています。簡単に言えば、「腰の筋肉の肉離れ」です。
腰痛には腸腰筋と多裂筋が有効であるとお伝えしていますが、歩くのがやっとで来たぎっくり腰の患者さんでも、この二つの筋肉への施術で普通に歩いて帰れるようになりました。
たとえば、ももの裏側の肉離れ（ハムストリングス筋挫傷）は、再発もし易く、発症後は歩けなくなるくらいの痛みが出ます。
ももの裏側の肉離れの発症後に強い痛みが出る理由は、断裂した筋肉（ハムストリングス）に強いストレスが掛かるからです。
特にハムストリングスは、歩いている時でも常に働き、ストレスを受けやすいのですが、内転筋の筋力が弱いと股関節の伸展筋力を補おうとハムストリングスが過剰に働きます。
つまり、「内転筋が弱いと、勝手にハムストリングスにストレスが掛かる」という事です。
もも裏の肉離れ（ハムストリングス筋挫傷）に対して内転筋への施術を行う事で、正常に歩けない人が普通に歩けるようになり、再発しやすい人が再発しにくくなります。
内転筋への施術で変わった事は、「ハムストリングスに掛かっていたストレスが減った」だけであって、損傷した部位の損傷が完治したわけではありません。
ぎっくり腰でも全く同じで、地を這うようにして来院した患者さんでも、施術によって、損傷した腰部周囲筋に掛かるストレスがかからなくなり、その場で痛みがとれ、正常な歩行が出来るようになります。
ぎっくり腰も、捻挫と同じで、安静にすべき症状ではありません。